日比野(ひびの)屋敷


◆別名:

 

◆所在:

春日井市大留町1-11-24

 

◆交通:

 

◆歴史:

川並衆の一人日比野六太夫の館である。

春日井郡の土豪であった日比野六太夫は、蜂須賀小六や前野長康らと並ぶ木曽川並衆の一人で、木下藤吉郎の墨俣城築城や、金ヶ崎の退口等で活躍したと言われている。

 

堀を挟んで対岸には下大留城が存在し、庄内川の西岸を守る城館であったと考えられる。

 

◆現在:

昭和初期までは小山の周囲が土塁と堀に囲まれていたが、宅地化のため遺構は全て失われ、住宅地の一角に祖霊を祀った祠が残されているのみである。